日常生活の中で「視力が落ちた」「視力が悪い」という言葉を使ったことはありませんか?
では、いったい「視力」とは何のことなのでしょうか?まずは、よく使うのに意外と知らない「視力」について勉強していきましょう。
図が、眼を縦に切った断面の構造です。
人が物を見るとき、角膜と水晶体で入ってきた光を 屈折させ、網膜にピントを結ぶことによって、物の形や色を認識します。
網膜にうまくピントが結ばれず、網膜の前でピントを結んでしまうのが近視で、網膜よりも後ろにピントを 結んでしまうのが遠視です。
また、乱視とはピントがいくつかできてしまう状態のことをいいます。
視力とは「物体のかたちや存在を認識する能力」のことをいいます。
私たちは外界からの情報の約80%を眼から得ています。
年齢と視力の関係ですが、生後まもない赤ん坊は光の明暗のみ認識出来る程度で、その後徐々に発達し、6才頃までに大人と同様の視力になると言われています。
また、視力には「静止視力」と「動体視力」の2種類があり、目および 対象物が静止している時の視力を静止視力、動く物を見る能力を表す 視力を動体視力と呼びます。
通常、視力検査とはこの「静止視力」の検査であり、日本ではランドル環を使用します。
この方法は最も日本でポピュラーな検査方法ですので、経験されたことがある人は多いのではないでしょうか?
近視とは?
近視とは、眼内に入った光が網膜よりも手前で焦点を結んでしまい、網膜にピントがあわない状態のことを指します。簡単に言うと、近くは見やすく、遠くがぼやけて見える状態です。
真性近視とも呼ばれ、日本人の約1/3が近視といわれる程、近視はもっとも多い屈折異常の1つです。
遠視とは?
遠視とは近視の逆で、目の調節機能が働いていないとき、目に入ってくる光が網膜よりも後方に像を 結ぶ屈折状態、または眼軸が短いことが原因で、遠くのものを見たときに、網膜より後ろにピントが 合ってしまう目のことをいいます。
簡単に言うと、近くが見えにくく遠くが見やすい状態です。
遠視になる原因は、遺伝や生まれ持った体質によるところが大きいと言われています。老眼と遠視は、近くが見づらいという点が同じなので、混同されることがありますが、原因はまったく 別の所にあります。
乱視とは?
乱視とは、角膜の球面が歪んでいることにより、目に入る光が網膜に届くまでに乱れてしまい、一ヶ所で像を結ばない状態のことを指し、物がぼやけたり、1つのものが2つ以上にダブって見えたり することです。乱視は視力低下の原因になりますし、強い場合はぼやけもひどく疲労の原因にもな ります。
老眼とは?
老眼とは目のピント調節能力の衰えによりおこる老化現象で、自分の目のピントが合う範囲が狭く なってくる現象をいいます。老眼は、誰にでも起こる生理現象で、今まで視力に問題ない人でも、年をとるとともに老眼になります。
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